「夜型」は遺伝!? 「朝型」「夜型」はどうやって決まるのか/「朝型」にするためのヒントは

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日本では昔から「早起きは三文の徳」などといわれ、今では「朝活」という言葉が登場。夜型生活になりがちな現代では、より朝に行動することのメリットが強調されています。

朝型の生活が、「一日が充実する」「仕事がはかどる」などメリットが多く語られるのに対して、夜型生活は、肥満やうつの原因にもなることが指摘されており、いいことナシ。でも、朝型・夜型って、どうやって決まっているのでしょうか?

■「朝型」と「夜型」の違い

「朝型」の人は、目覚めもすっきり。血圧は高めで、食欲も旺盛。朝からがっつり食べられます。早い時間から起きているため、夜も早々に眠たくなってしまいます。基本的に“12時になったら眠くなる”などというリズムに忠実で、睡眠時間が日によって異なるとかなりきつく、時差ボケには弱いかもしれません。

一方「夜型」の人は、朝起きるのが苦手。血圧はおおむね低めで、朝ごはんはあまり食べる気になりません。午前中もボーッとしがちですが、夜には強く、徹夜もできます。また睡眠時間の変化には柔軟に対応でき、時差ボケにも強い傾向があるようです。

■「朝型」と「夜型」はどうやって決まるのか

「朝型」か「夜型」かは、体質や生活環境などによって決まります。これに加えて、最近では国立精神・神経医療研究センター・三島和夫部長らの研究グループが、睡眠・覚醒リズム異常に関連する遺伝子の違いを報告するなど、「朝型」「夜型」には遺伝も関係しているのではないかともいわれています。また、もともと脳内の睡眠物質である「セロトニン」の分泌量には個人差があるようです。「セロトニン」の分泌量が少ないと「夜型」、多いと「朝型」になるという傾向があるという説もあります。

■「夜型」を「朝型」にできるのか

そもそも親も「夜型」など、遺伝要素が強ければ一気に「朝型」にするのは難しいかもしれません。でも、生活を変えることで「朝型」になれる場合も多くあります。

「朝型」になるためには、

「夜更かしをしない」
「朝起きるためのモチベーションを上げるため、朝に走るなどを自分に課す」
「朝起きたら日の光を浴びる」
「朝食を(少しでも)食べるように心がける」

といったことが挙げられますが、その他「セロトニン」を増やすための食生活にも注目したいところ。カツオやマグロの赤身、牛肉、豚肉、牛乳などを意識して食べましょう。