カレーがイヤな記憶を吹き飛ばすという実験結果 ストレス解消、うつ病への効果期待


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ニューヨーク市立大学の心理学者らの調査研究で、カレーのスパイスとして使われる黄色いターメリックの成分であるクルクミンが、悪い思い出を消す効果があるらしいということが判明。研究チームでは、恐怖の記憶により、心理的な障害に苦しんでいる人々に対する治療に役立つのではないかと注目しています。

■クルクミンを摂取していると、恐怖の記憶が消える!?

研究チームはまず、特定の音を聞いたとき怖がるようにラットを訓練。その後、同じ音を聴かせたとき、通常の餌を食べていたラットは恐怖で凍りついたものの、クルクミンが豊富に含まれた餌を与えたラットはなんともなかったのだそうです。

この結果から、研究チームは、食事でクルクミンを摂取すると、“怖い負の記憶”の「再固定」が防げられるのではないかと分析。研究を主導した Glenn Schafe教授は、クルクミンは、身体の抗炎症作用をもつことを指摘します。そのため、脳にある恐怖の記憶に対しても何らかの影響を与えているのではないかと考えられるそう。その他、クルクミンはアルツハイマーやうつ病、不安、心的外傷後ストレス障害などにも効果が期待できるとしています。

具体的な研究はまだまだこれからのようですが、「時折無性にカレーが食べたくなる」のは、もしかしたらストレス解消だったのかもしれませんね。そんな時はダイエットを忘れ、食べて脳もお腹も満足させてしまう方が良いかも。カロリーや栄養は次の食事から調整していきましょう。