チョコレートの意外な健康効果 咳止め、便秘解消、日焼け予防にも!

0115 chokoチョコレートはダイエットの敵、ではありません。むしろダイエットに効果的であるほか、ダークチョコレートに含まれるポリフェノールは、なんと咳止めや便秘解消の効果もあることが報告されています。womenshealthの記事をもとに、チョコレートの健康効果を紹介します。

■1心臓病

チョコレートが心臓病予防に効果的であることは、さまざまな研究で報告されています。

スウェーデンの研究で、9年間、3万1000人の女性に対し毎週ダークチョコレートを1かけか2かけ食べた人たちは、心不全のリスクが減ったことがわかったそうです。またドイツの別の研究では、ダークチョコレートは血圧を低下させ、心臓発作や脳卒中のリスクを減少させることが報告されています。フランスで行われた欧州心臓病学会でも、「チョコを食べる人ほど心臓病になりにくい」という発表がありました。国立循環器病センター(http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph79.html)でも、チョコレートの原材料であるカカオ豆にはポリフェノールなど抗酸化物質が多く含まれ、降圧作用があると位置づけています。

ただし、一概にチョコレートといっても、ミルクチョコレートやシリアルやナッツタップリのものは逆効果。糖分や脂肪の少ないダークチョコレートというのがポイントです。

■2ダイエット

コペンハーゲン大学の研究者らがおこなった研究によると、食前にダークチョコレートを食べることで、早く満腹感が訪れることがわかりました。もちろんチョコレートばかりを食べ過ぎてはカロリーの摂り過ぎになりますが、同じチョコレートでもダークチョコレートはミルクチョコレートよりも早く満腹感を得られるため、ダークチョコレートはダイエットにつながるのではないかというわけです。

■3糖尿病予防

糖分が多いチョコレートは糖尿病に良くないイメージがありそうですが、少しのダークチョコレートを食べることで食事量が減り、自然と糖尿病予防になることが期待されています。イタリアのラクイラ大学の研究チームによると、1日1回、15日間ダークチョコレートを食べた人たちの約半数に抗糖尿病の効果がみられたとのこと。これは、チョコレートの原料であるカカオにフラボノールが豊富であることに由来すると考えられています。

■4ストレス低減

UCサンディエゴの研究者たちは、辛い気持ちのとき、人はいつもよりチョコレートに手を出したくなることを指摘しています。また、スイスの科学者は、被験者に2週間毎日ダークチョコレートを40グラム食べてもらいました。すると、ストレスホルモンが減少し、ストレスが緩和されたことがわかったと報告しています。

■5日焼け予防

ロンドンの研究者は最近、チョコレートに含まれるフラボノールが、紫外線から肌を守る効果があることを明らかにしています。実験によると、フラボノールが多く含まれるダークチョコレートを3か月間食べたグループは、そうでないグループよりも2倍長い時間紫外線にあたっても、ひどい日焼けをしなかったとのこと。

■6脳に良い

ノッティンガム大学の研究者は、カカオフラボノールが豊富なココア飲料は、頭をすっきりさせ、短期的なパフォーマンスを上げるとしています。これはカカオフラボノールが脳への血流をアップさせる効果があるため。またオックスフォード大学とノルウェーの他の研究者によると、2,000人以上の70歳以上の人々の食生活を研究するなかで、カカオフラボノールが豊富なチョコレート、ワイン、またはお茶を消費する人は認知能力テストで有意に高い点数を得ることがわかったそうです。

■7咳をしずめる

英国立心肺研究所がおこなった研究では、チョコレートに含まれるテオブロミンが咳止め効果があると報告されています。テオブロミンは感覚神経に働きかけて咳反射を抑え、咳の薬として一般的なコデインよりも効果があるという実験結果も明らかにされています。実際、英国民医療保健病院は、咳に悩む患者300人対し、チョコレート由来のテオブロミンを1日2回、2週間処方したところ、60%の被験者が改善を実感したそうです。

■8便秘解消

オークランドの科学者たちは、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、便秘解消に効果的であるとしています。カカオポリフェノールは、そのままでは消化されにくいものなのですが、ビフィズス菌、乳酸菌など腸内の善玉菌がそれを餌とすることで、腸内環境が改善。食物繊維が豊富なこととあいまって、便秘解消が期待できます。