お餅のカロリーは?/「お餅を食べるとにきびができる」説は本当か

0101お正月といえばお餅ですが、気になるのは、その栄養価とカロリー。また、「お餅を食べるとにきびができる」という説もあります。それって本当?

■お餅のカロリー

お餅のカロリーは、100gあたり235kcal。そのうち炭水化物が50gと約半分を占めます。
標準的な切り餅1個(50g)で118kcalです。

ちなみにあんこ(つぶしあん)50gで122kcal、
きなこ(砂糖:きなこ=1:2)大さじ1(8g)で38kcal。

ご飯は100gあたり168kcal。そのうち炭水化物は37gで、お餅よりもかなり少なくなります。
標準的なご飯一膳(150g)で252kcaです。

■「お餅を食べるとにきびができる」説の真偽

「お餅を食べるとにきびができる」説があるのは、もち米とうるち米の違いが関係しているようです。

お餅に使われるお米はもち米と呼ばれ、もち米のでんぷんはほとんどアミロペクチンだけ。
一方うるち米のでんぷんにはアミロペクチンの他にアミロースが20%前後含まれています。
この「アミロペクチン」が粘りのもととなっているのですが、にきびを悪化するともいわれているため、アミロペクチンの含有量が多い餅を食べ過ぎれば、にきびができると言われているもののようです。

■お米の“お餅化”で「米アレルギー」も

ちなみに、お米の味が決まるのは、「アミロペクチン」と「アミロース」の割合。
「アミロペクチン」が多いお米は、粘りがあり、もちもちとした歯ごたえがあります。「アミロース」が多いお米は糖度が低く、程よい硬さ・あっさりした旨味になる性質があります。

もともと、日本のお米はササニシキなど「アミロース」が多く、あっさりしたものでした。しかし最近では「アミロペクチン」が多いお米が好まれるようになった結果、米アレルギーを発症するケースも増えているのだとか。

「米アレルギー」の原因は2種類あるといわれています。

1)タンパク質が原因
アレルゲンとなるタンパク質は、主に表面やぬかの部分に含まれているため、白米よりも玄米や分つき米のほうがアレルギー症状が出やすいといわれています。

2)でんぷんが原因
お米に含まれる「アミロペクチン」が、米アレルギーに何らかの悪影響を与えているのではないかという指摘があります。この場合、「アミロペクチン」の割合の低いお米を食べることで症状が改善される場合もあるようです。

食べ過ぎればカロリー過多でダイエットにはNGですが、お餅が常食ではなく、“ハレの日”の食べ物であるということは、昔の人はそういう“体に及ぼす影響”を知っていたのかも。