「1週間白米だけ」食べ続けた結果、体重平均1.2kg減! でも怖い落とし穴が…!

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ここ最近のダイエットで、主流(?)なのが「糖質カット」。肥満の多くが、糖質を多く含む炭水化物の摂り過ぎによることが注目されて以来、炭水化物を一切摂らない「炭水化物抜きダイエット」や炭水化物を控える「低炭水化物ダイエット」が話題です。では、炭水化物ばかり食べていたら本当に太るのでしょうか? 2014年11月17日、“もしものシミュレーションバラエティー”番組「お試しかっ!」(テレビ朝日系)で、『もしもの1週間 白米を毎日たくさん食べ続けたら体重はどうなるのか?』という企画が放送されていました。

■1980年代、「白米こそダイエットの味方」とした鈴木その子先生

一昔前、「白米こそダイエットの味方」であることを提唱した、鈴木その子先生というダイエットの大家がいました。鈴木先生は、1980年に「やせたい人は食べなさい」を出版。基本的に、無添加、残留農薬が少ないものを心がけ、一日3食、白米を食べるといったものでした。ご飯の量は、女性で一食180グラム~240グラム。肉や魚はごく少量、副菜も煮豆やひじきの煮物など、和惣菜を少量。徹底的に「油」「脂」を除いたメニューで、みるみる痩せ、ダイエットの悩みから解放されるということから、この本がミリオンセラーの大ヒットとなったのです。

■結局、炭水化物は太るのか? 痩せるのか? ~実験内容

では、「低炭水化物」が提唱されている現代、1日3食、1週間お米を食べ続けたらどうなるのでしょうか。番組では、お笑いコンビ「銀シャリ」の鰻さん(31)と橋本さん(34)が挑戦しました。

【ルール】
1週間、毎日1人5合の銀シャリを食べる。最新人気の「ご飯のお供」を毎食ごとに食べていい。

米1合(150g)は、炊くとおよそ2.2倍になるので、ご飯にして330g。お茶碗1杯が130~140gくらいなので、1合で2.4杯分くらいです。ということは、5合は、お茶碗で約12杯分になる計算。そして、ご飯1合(炊飯330g) のカロリーが534kcal。つまり、1日2670kcal摂取することになります。

ちなみに厚生労働省は、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」のなかで、「1日に必要な推定エネルギー必要量」として、30代男性・運動量「普通」の人のカロリーは2650 kcalとしています。カロリー計算上は太りも痩せもしないか、通常より多めに動くと痩せる可能性があるということになります。

■実験開始~2日目で体重減!そのワケは

「銀シャリ」の2人は、「生とろサーモンフレーク」や、「島豚ごろごろ」「ご飯にかけるギョーザ」「岩もずくのり」などのご飯のお供を楽しみながら、毎日体重測定。

2日目の結果は、鰻さんが-1200g、橋本さんも-400g。
鰻さんは「便通が良くなった」とコメント。実は、お米は比較的お通じが良くなるとのこと。水分が多いということで便が柔らかくなり、また食物繊維に似たでんぷんが含まれるので、便通が良くなったのではないかと考えられるそうです。

また、お腹いっぱい食べても痩せた理由について、総合内科専門医の大竹真一郎先生は、

「太る原因の一つとして脂質の摂り過ぎと言われている」
「お米にはほとんど脂質が含まれないため体重が減った可能性がある」

と説明。

3日目は、2人の体重の変化に差があらわれ、鰻さんは+1200gと元に戻り、橋本さんは-200gと減っています。これついて、大竹先生は、そもそも普段から運動している人は、基礎代謝が高く、同じ食事なら体重が減りやすい傾向があるほか、

「橋本さんは今回の方がより良い食生活になった可能性」
「そして鰻さんは普段の食生活の方が良かったのかも」

と推測しました。

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