「秋になると食欲が増す」メカニズムと、なんとかして食欲を抑える方法4つ

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秋は美味しいものがたくさん出回り、また過ごしやすく、夏バテした体に栄養を補充するのにも良い季節。「ついつい食べ過ぎちゃう~」といいながら秋の味覚を楽しみつつも、一応ダイエットのことは気にしている…という人、多いのでは?

そもそも「秋に食欲が増す」のは、本当なのでしょうか。もちろん、“収穫の秋”はひとつの理由かもしれません。でも、それ以外には?

まず考えられるのは、日照時間の減少。

秋になると、日照時間が減少し、明るさも低下します。このことで季節性うつになる人も増えることが知られていますが、精神の安定や食欲抑制に深くかかわるのが、セロトニンというホルモン。

セロトニンは脳内神経伝達物質で、日光を浴びた方が分泌量が増えることがわかっています。うつの人の症状改善として、「朝起きて日の光を浴びる」ことが有効とされるのは、このためです。逆にいうと、日光を浴びないと、セロトニン分泌量が減少。気分が落ち込んでうつ状態になったり、食欲が増したりします。

また、気温が低下すると、体温を保とうとして、体の基礎代謝がアップします。運動量は変わらないのに基礎代謝が上がれば、多く使った分のエネルギーを補給しようとして食欲が増すことが考えられます。

こういった季節の変化とともに変わる体の状態に対し、無理やり「食べちゃダメ」などと我慢しすぎることは、かえってストレスのもとになりかねません。上手に食欲を抑える方法は、

1)セロトニン分泌量を増やす

・日光を浴びる。特に朝の日光は効果が高いといわれていいます。
・赤身の魚、肉類、乳製品を摂取する
・ウォーキングなど、軽い運動をする

2)食べ順を工夫する

最初に野菜や海草、汁物を食べることで、満腹感が生じ、食欲の暴走を抑えられます。

3)30回噛む

食べ過ぎを防ぐのに有効なのが、噛む回数を増やすこと。満腹感を感じるホルモンが出るほか、消化もよくなり、ダイエットにつながります。

4)きちんと眠る

日光に当たることで分泌量が盛んになるセロトニンは、夜は分泌量が少なくなります。日中のセロトニン分泌量を増やすためにも、夜は早めに就寝し、早起きを心がけましょう。

以上の4つ。秋は外に出て運動をし、またきちんとタンパク質を含んだ食事をとることで、スイーツや炭水化物など、太りやすいものへの食欲の暴走をコントロールすることができそうです。