マルチタスクの人は太りやすい!? 日常生活に潜む「太るモト」5つ

体重がじわじわと増える原因には、生活習慣が大きく関わっているもの。しかし、よくいわれる「睡眠時間は7時間」「3食バランスよく食べる」を実践していても、ちょっとした習慣が、“太るモト”となっているかもしれません。海外の健康サイト「Menshealth.com」では、「なんだこれ!と思うような意外な理由」を指摘しています。

1)食料品を、クレジットカードで購入する

食べ物を、クレジットカードで購入していませんか?

コーネル大学の研究によると、食べ物を、クレジットカードで購入する人は、現金で購入する人よりも、4割以上も多くの割合で買い物カゴをジャンクフードでいっぱいにしてしまいがちになるということがわかっているそうです。

人は、いわゆる“不健康な食料品”は「衝動買い」するもので、マウントサイナイ病院の栄養・肥満の専門家であるOchner氏は、「1万円札を財布から出すときは、“支払う”という実感をともなう」ことを指摘。クレジットカードだと支払い金額に実感がないため、衝動的に買いすぎてしまう傾向があることを示唆します。買い物リストを書くと、買い物を最小限にし、衝動買いを抑えることが期待できます。

2)“低い”ところに住んでいる

最近の米国の軍事研究で、陸軍と空軍の約10万人のメンバーのいる位置と健康との関連性を7年間にわたって追跡調査したところ、高地にある軍事施設にいる人よりも、低地にある軍事施設にいる人のほうが41%以上肥満傾向にあることがわかったとのこと。

これについて、Ochner氏は、高地にいる人の体は、より低い酸素濃度に適応するようになるため、赤血球中の酸素が上昇し、食欲ホルモンの抑制につながるのではないかと分析。空気中の酸素が少ないときは、基本的に通常よりもより多くのエネルギーを必要とし、カロリーを消費することも挙げています。

3)仕事上での移動距離が長い

コロンビア大学が1万3000人の働く人を対象におこなった調査によると、空港で過ごす時間が長い人は、マイルよりも脂肪を溜めやすいことが判明。仕事のためにあちこち飛び回っている人ほど、肥満度が高く、この原因として主に考えられるのは、外食。食事をとる時間も不規則になりがちで、体は脂肪を溜め込みやすくなるのです。

4)快適に過ごしすぎ

「HVAC」という言葉をご存知でしょうか?
これは「Heating, Ventilation, and Air Conditioning」の略で、暖房、換気、および空調のこと。

快適な空間に居続けると、体は、自力で体温を調節する必要がなくなり、結果的に消費カロリーが少なくなります。省エネモードに入るというわけ。糖尿病の専門誌に発表された研究によれば、夜、室温を低めに設定した部屋で過ごしたほうが、カロリーを燃やす「褐色脂肪細胞」のはたらきが活発化したとのこと。

5)マルチタスカー

エモリー大学の研究では、同時にいろいろな仕事をこなす「マルチタスカー」は、例えば目の前に揚げ物があったとき、食べたいという欲求を抑えられなくなりがちだということがわかっているそうです。
これは、多くの仕事を抱えていると、脳がそれにかかりっきりになり、自己管理が後回しになってしまうのだとか。

いろいろな仕事に手を出すよりも、一度ひとつのことに集中してみましょう。多くの調査で、一つのことに集中していないときほど、そばにあるお菓子やジャンクフードに手を出しがちなことがわかっています。さらにダラダラとした“ながら食べ”も多くなり、自分でもどのくらいの量を食べているかわからず、かつ早食いをしてしまいがちで、体重増加まっしぐら!

住んでいる場所や移動時間そのものはどうしようもなくても、「食料品の買いすぎ」「いろんな仕事を同時にやり過ぎて、注意力散漫」などは気をつけることができるかもしれませんね。