日中眠くなったり、無性に甘いものが食べたくなるのは「秋うつ」の可能性

0902 kuri
夏から秋は、気温が低下することに加え日照時間もだんだん短くなることで、“うつ”症状を訴える人が増加します。季節の変わり目に起こる「季節性うつ」は、主に秋から冬にかけて症状が悪化するといわれますが、今年の夏は気温の高低が激しく、早い段階で自律神経が乱れがち。そして、自律神経の乱れはホルモンバランスにも影響を与えます。眠気を調節するメラトニンや、心のバランスを整えるセロトニンの分泌バランスが崩れることで、うつ症状があらわれます。

【秋うつの症状】
・憂鬱感
・疲労感
・ものごとに対し興味や意欲が持てない
・日中の眠気
・炭水化物や甘いものを普段より欲する
・過食による体重の増加

【うつにならないためのポイント】
・まずは、体内時計が規則正しく作用するような生活習慣を送ること。
できるだけ規則正しい生活をし、朝の光を浴びることがポイントです。
・運動をする
運動すると、脳から抗うつ作用のあるホルモンが分泌されることがわかっています。ウォーキングやストレッチなど、日常生活のなかで体を動かすことを心がけましょう。
・ストレスをためない
人とおしゃべりをしたり、趣味の時間をもつなど、自分の心を解放する時間をもつことが大切です。
・生活のなかで「温度差」をつくらない
温度差は自律神経のバランスを崩します。
外気の温度差に対応できるように衣服の着脱を意識したり、冷房の温度を意識するなど、なるべく温度差の少ない生活を送りましょう。

・セロトニンを増やす食べ物を摂取する
脳内ホルモンである「セロトニン」が不足すると、ストレスを感じやすく、うつ状態になることがわかっています。セロトニンを増やす効果があるといわれる栄養素は、以下の3つです。

■トリプトファン:
緑黄色野菜、魚類、赤身肉、鶏卵、チーズ、バナナ、パイナップル、アボガド、大豆、ゴマなど
■ビタミンB6:
まぐろ、かつお、いわし、大豆、バナナ、ニンニク、ショウガなど
■鉄:
レバー、かつお、いわし、サバ、ホウレン草・小松菜など

これらの食材は、組み合わせて食べることで、吸収率がアップします。食欲の秋とはいえど、“美味しいものを食べたい”という欲求よりも“ただただ、食欲が止まらない”という場合は要注意!うつの兆候かもしれません。体重が増えて、ますます落ち込む前に生活を立て直し、セロトニンを増やす食べ物を食べて“うつ予防”を心がけましょう!