美人はベーグルよりチャーハンを選ぶ!? 「ヘルシー」イメージの落とし穴

チャーハン

ダイエットに関心がある人にとって、“油は大敵”。そんな人たちの心理をつき、バターたっぷりのクロワッサンや食パンよりも、卵やバターを使わず、茹ででから焼くベーグルは“ヘルシー”と謳われてきました。

でも、食パン1枚は約60グラム(6枚切り)なのに対し、ベーグルは一つ120 gから150 gと、かなりの大きさ。カロリーで見ると、プレーンベーグルは100gあたり240kcalから270kcal。食パンも約260kcalと、100 gあたりのカロリーはそれほど変わりませんが、食パン1枚あたりにすると約160kcal。これはご飯1膳分(110 g)とほぼ同じです。

それに対し、ベーグルは1個当たり約300kcal以上。もちろん食パンに塗るものや、ベーグルに何ををはさむのかなどによっても総合的なカロリーは変わってきますが、概ね食パン2枚、ご飯2膳分にもなってしまいます。

もう一つ、“ベーグルはヘルシー”であることの理由として、「GI値」という数値が挙げられます。「GI値」はグリセミック指数 (glycemic index) のことで、炭水化物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値。数値が高いほど“太り易い”、低いほど“太りにくい”とされ、ボーダーラインは70という説が有力です。

例えば、炭水化物なら餅が「85」、白米は「84」。パンではフランスパンが「93」、食パン「91」とかなり高く、ベーグルはそのなかでも「75」と確かに低め。

ちなみに「ホンマでっか!?TV」のなかで、おおたわ史絵医師は、「チャーハンのとき、野菜を油通しするのは実はヘルシー」としていました。理由は、いちど野菜が油でコーティングされるため、その後炒めるときに余分な油を吸わないから。また、チャーハンのGI値は「97」ですが、わかめスープを合わせて食べることにより、「75」にまで下がるとも解説しています。

これは、食物繊維の多い食品や酢を一緒に食べることで、血糖値の急激な上昇を妨ぐことが期待できるから。また、ダイエット中といえど、美しい肌や髪を保つためには、油は不可欠。考えを変えれば、多くの具材が入るチャーハンは、賢く作ればむしろバランスも良く、美人をつくるためのメニューといえるのです。もちろん何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。食べ過ぎが禁物であることは、言うまでもありません。